・・・ほんと、”雑”事でした。
これは、終わらせよう、と、思ったのに、仕込みで終ってしまって件や、
そもそも、またまた手をつけないで、どうすんだよ・・・という件も(^^ゞ
う~ん、おかしいなぁ・・・
ということで、合間のいくつかのつぶやき。
●こ、これは、どう捉えたらいいのやら
毎日新聞、一面トップ(2008年1月24日)
産科無過失補償:脳性まひ児に二千数百万円 概要固まる
親世代の脳性まひの方々が上司だったりする職場にいると、なんとも、複雑な気分になるわけでして。
障がいの”原因”ではなく、現在の”状態”によって、平等に、生活する上での「合理的配慮」がなされるべき、と、常々、考えている者としては、どうにもこうにも、違和感を拭えません。
障がいには、”ほしょう”が、当然、必要ですが、このような形の”補償”が、果たして適切なのか?
もちろん、医療事故はあってはいけないもので、その予防策は取るべきとは思います。
(ミスとしての事故があってはいけないのであって、その点、誤解なきよう)
が、そもそも、”障がいは不幸な事故”という社会の価値観こそが、間違っているのではなかろうか、と。
また、この保険金の支払い先は、誰なんだ? 親か。・・・そうか「その後20年間にわたり」というのは、成人するまで、ということなのね。
それって・・・ますます、どうなんだ?
※その後、
無過失補償制度:妊産婦死亡事故にも適用検討 舛添厚労相
といった記事も。
●まぁ、いろいろいろいろいろいろ、あるわけですが。
思うところを書き始めるとウダウダ長くなりそうなのと、
ヘタに書いて、話を余計にややこしくするのは避けたいので。
まぁ、なんですな。
アクセシビリティは高い技術と正しい思想により実現する(石川准)
は、けだし名言、ですね。
●と言いつつ、ちょっとだけ。
・目的と手段の関係は、取り違えないように気をつけないと。
・ネットワークというかなんというかは、もちろん、幅広くしないとイカンのですが、
それには、主な目標・ターゲットは絞った方が、
逆に、広がりが持てると思うのよね、私は。
大上段に大仰な理想を掲げちゃうと、むしろ、狭くなる気がしています。
これは好例なので、具体例をあげると、
新潟県福祉移動ネットワークは、「福祉有償運送」という一点に課題を絞ったからこそ、集まれるわけで。
・でもやっぱり、中心となる”理念”は、必要なんだな。
(どうも、”3点”あげないと、形式的に落ち着かないワタクシ・・・)
●先週末(だったか?)に、三島亜紀子『社会福祉学の<科学>性 ソーシャルワーカーは専門職か?』を読了。
最後の最後にきて、「ここから先は、具体的で細やかな議論が必要となってくるだろう。今後、稿を代えて論じていきたいと思う」(p.208)というのには、オイオイっ!と、思いましたが(^^ゞ
・・・期待しております。というか、自分も、頑張んなきゃね。
まぁ、でも、私には、とても勉強になる書籍でしたし、
さしあたりの結論として、
「閾値」が設定されていることによって、「反省学的学問理論モデル」と「データベース化による介入モデル」が併存している
というまとめ(だと理解しましたが)は、まぁ、そうだよねぇ・・・です。
あれ?
えっーと、ここまでまじめな結論紹介を(今)するつもりではなかったのでして。
ネタにしたかったのは。
ふと思ったのは、「進化」という考え方は、ちょいと危険だなぁということ。
話はとびますが。
先日、テレビでやっていた「技能五輪に挑んだ若者たち」を、横目で見ていて、技術を積み重ねていく職人さんって、カッコいいねぇと。ウチは、母が洋服を作る職人さんなので(専門は紳士服)、”職人気質”は、身近に感じていることもあるかもしれません。
また、たしか、現・染五郎の何かのインタビューだったと思いますが、歌舞伎というのは、徹底して”型”を身につけることが、まず、最初なんだと。伝統芸能といえども、現代の時代性を無視はできないでしょうし、演じる役者の個性も、もちろんあるとは思われますが、引き継ぐものとしての”型”が基盤なんだ、というのは、興味深い話です。
職人さんや、伝統芸能も、私の理解では、「進化」ということではなくて、「積み重ね」なんだと思うのですよね。時には、何らかの「革新・革命」を含みつつ。
とすれば。
社会福祉が実践の学だとすれば、そこにあるのは、同じく、「積み重ね」なんだろうな。「進化」(あるいは「発達・発展」)ってのは、どうも、危険な方向に行きそうな気がしますね。
ということが、『社会福祉学の<科学>性 ソーシャルワーカーは専門職か?』を読んでいて考えたことの一つです。
●昨日(1/23)、今年度の授業が終わりました(社会福祉技術総論)。
試験1)、そして、採点が残っているけどね。
講義内容については、それこそ、まだまだ、「積み重ね」が必要と思ってはいますが、
一通りの”型”は大げさにしても、一通りの流れができたかな、と。
今年度は、1回目の授業で話したことに、再度、もどれたので、そういう構成を一つの理想としている私としては、やっと少しはマシな状態にたどり着けて、少し、ホッとしました。
・・・もっとも、これも、パワーポイントのスライドがあったから出来たこと、というのが、なんともはや、ですが。
で、今日、試験問題を作っちゃえたら、言うことなかったのだが。
1) レポートは、”私が”大変なので、さっさと終わる「試験」にしています。
・・・そうか、こう、ちょこちょこ”つぶやいて”いるから、イカンのだな・・・
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