2010年5月10日月曜日

忙中、閑あり(か?)

いやぁ~、1ヶ月以上、更新がないですね(^^ゞ
書く労力がわかないというか、なんというか、なのですが、放置しすぎるのもどうかと思うので、しかし、多少はマジメなネタは、ちょっと敷居が高い気分なので(そして放置するのが続きそうなので)、本来は、別のページの話題にすべきかものを、こちらに(でもちょっとはマジメに)。
世の中はいろいろ動きがあるなか(例えば、こちら)、こんな話題で、失礼&ご容赦。

さすがというか、目が離せないのは、NHK土曜ドラマだと思うのですね。
今、放映している「チェイス 国税査察官」、かなり凄いですよ。「ハゲタカ」の衝撃を彷彿とさせますな。
で、「ハゲタカ」のスタッフが制作している大河ドラマ「龍馬伝」。制作発表直後、つまり、「天地人」(新潟県人、大盛り上がり)が始まる前から、実は「龍馬伝」を楽しみにしており、一部、あきれられていたのですが、ドラマスタッフが「ハゲタカ」チームで、元々ファンであった坂本龍馬を描き(お約束の司馬遼太郎『竜馬がゆく』に高校~大学の狭間の頃、すっかりハマっていました)、しかも岩崎弥太郎視点といえば、これは、期待しないほうが無理というもの。
期待に違わず、なかなか面白いですよね。世間的な評判も良いようですし。

で、もう数週間で、大森南朋演じる武市半平太が悲しい結末になりそうな展開ですが。
『竜馬がゆく』の中で、一番、嫌いな登場人物が武市半平太(でもずいぶん再読していないので、また読みなおすと別の感想を持つかもしれないが)。
”理”だけを優先すると、かくも非情になるのかという恐ろしさを武市半平太をみて思ったものです。そして、”利”を仲立ちにして薩長同盟を成立させた竜馬に、あっぱれと思ったわけですね。

といった部分を、「龍馬伝」でも再認識。
また、今回の大河ドラマでは、武市半平太の”認められたい症候群”(←誰かが命名しているのかもしれないが、未確認。少々、やっかいな傾向として、勝手に使用中)の、あのネジレ加減がまた、なんとも。
吉田東洋(田中泯、怪演!)の龍馬に対する評価と、武市半平太に対する評価が、なんとも皮肉でしたね。半平太自身も、薄々、感じているから、また、やっかいなんでしょうねぇ。
そして、人間、現実を自分が見たいようにしか見れなくなると、もう、どうにもならないな、というのが、龍馬が半平太に「土佐に帰るな」と話している場面でした(5/9)。もっとも、これも、薄々、本当は違うということを本人はわかっているのだが、行動せざるを得ないという状況(を生んだのは半平太自身なのですが)もあるのかもしれないが、う~む・・・。

”武市先生に従わねばならない土佐勤皇党”と、”自分で考えて学べる海軍操練所”というのも、好対照でした。

・・・よし。軽い話題を盛り込みつつ、ブログを放置しすぎないようにしよう。