2007年9月27日木曜日

叫び

あ゛ぁ~、もう、嫌ダァ~~!
福祉有償運送・運転者講習会ぃ~~~!!!

・・・いや、やりますけどね。
でも、とりあえず、叫んでみました。

現場・実践と研究

日本社会福祉学会と、その後の公開研究集会を通じて、つらつら考えたのは、
現場・実践と研究の関係、でした。
古くて新しい、というか、しつこく出てくる話題ですね。

私の感覚では、よく語られる、というか、前提としてある
現場・実践 - 研究
という図式は、ちょっと、違っているように思います。
実は、もうワンクッションあって、
現場・実践 - 研究1 -研究2
という図式・関係じゃないかな、と。
研究1と、研究2、どう言えばいいのか、すぐに思いつかないので、とりあえず、こうしておきますが。

研究1のレベルでは、現場・実践を言語化したり、調査したり、データ化したり、ということで、これはこれで、とっても、骨の折れる、時間と労力を必要とすることです。(←私が言うと、それなりの、説得力があると思いますが(^^ゞ )
よく言われることで、私もそう考えますが、福祉は、実践の学なので、この研究1は、欠くことのできない、とても大事な領域です。

しかし。
そのレベルでの”研究”と、ちゃんとした・しっかりとした”研究”(≒学問?)には、まだ溝があるというか、飛躍が必要で、研究2のレベルになるには、概念化(実体概念ではなく、分析概念での)などの、
論理一貫性のある論述が必要、と、思います。(その意味で、ある現実の詳細がそぎ落とされる面はある)

その意味で、学会シンポで、高山恵理子さんが報告していた、実践と研究は、異なった論理で展開している、という、挑発的な整理・提案(しかし、我ら同一の門下生の中では共有している前提)が、どのように受け止められたか、興味のあるところです。

福祉は、実践の学なので、堅実な研究1の蓄積がなければ、より深い研究2にはならないのだろうな、と思いますが。
・・・言うは易し、行うは難し、ですね。
だいたい、研究1のレベルでも、諸般の事情により、やっつけになること、多いですからね(←自戒もこめて)。
そんなことでは、いかんのだが。

2007年9月23日日曜日

学会in大阪

日本社会福祉学会で、大阪に来ています。
不真面目な参加者なので、あちこちの自由報告もはしごする元気がなく、
せめて、学会企画シンポジウムくらいは、と、1日目のは、聞いたのですが、
2日目の午前、シンポジウム、サボってます。
(起きられませんでした・・・すみません、諸先生方)

・・・というより、やはり、目的が、ちょっと、ずれていて、
(いつものことではあるが)
なんば→通天閣付近を、ふらふら、歩いていて、
(面白かったが、暑かった・・・)
また、結局、学会後、ほぼいつものメンバーで、つるむ結果になり、
それで、体力消耗しているのでは・・・という気が。
大阪、”猛暑日”だったそうで。あっちぇ~!

”お仕事”(=研究)は、今日明日なのに、
なんだか、頭がしゃんと動いていないのが、ちと、不安ではありますが、
学会企画シンポの感想など含め、これらは、後日。
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▼通天閣の不思議ワールド














▼”限定商品”といっても、「ばかうけ」を大阪で買ってもねぇ・・・(^^ゞ
  ※「ばかうけ」は、新潟県の製菓会社、「栗山米菓」の商品です。

2007年9月21日金曜日

バッテバテ

バテテます。
昨日(9/20)は、結局、PCにむかっても、息抜き系を見るかいじるか、
入っているメールをみては、気が滅入るかして、
あぁ、疲れた・・・と休憩しては、休憩の方が長く、
まるっきり、へたりこんでいる状態。
(さすがに我ながら)強行日程に加え(あんまり体調もよろしくないし)、
9月の半ば過ぎだというのに、クーラーつけないと、
だるくてたまらない暑さが、拍車をかけて、もう、どうにもバテバテ。
(完全オフだったら、風通しもよいので、クーラーつけないのですが、
 冷房つけっぱなしで、かえって、体力消耗している気が・・・)

で、なんで、明日(9/22)は、
朝からでかける(大阪行き)のスケジュールにしちゃったのかな、
と、ますます、自分の首をしめており。
ま、結果的に、昨日は休めたので(のか?)、
その分、明らかに、今日の方が調子がマシなので、ガンバロー。
※職場的には、振替休日ではあるのだが。

■9月15日(土)魚沼ILP フィールドトリップの計画つくりの支援など
  翌週、22日(土)が、おでかけですが、元々、学会予定を入れてしまっていて、
  出れないことを伝えてはいたのですが・・・まずった、と思う状況ではあり。
  無事、楽しんで、終えることを、祈るばかりです。
■9月16日~17日(というか、18日の早朝まで):ちょこっと息抜き、はさみつつ。
  学会準備のための、データ整備や(今頃!)、集計をして、報告準備。
  いやぁ、これが(この前後が)、キツかった。
  ↑当初の予定では、8月・9月で、充分(なんとか)できるハズだったのが、
   その分の時間が、ほとんど全て、
   中越沖地震関係と運転者講習会の件に、費やされてしまい。
■9月18日(火) 事務所、夕方:運転者講習会の申込み状況確認など
■9月19日(水) 午前:魚沼ILPの打合せ、を、しつつ、いろんな問い合わせ対応
         午後:本当は! 事務所にいないのですが。そうも言ってられず・・・
         夕方・夜:にいがた自立生活研究会・勉強会の報告
あぁ、疲れる。・・・いや、いかん、前向きにならないと、いろんなことが終わらない!

2007年9月16日日曜日

おかしいぞ、天気

あっちぇ~! いったい、いつになったら、涼しくなるんじゃい!!!
(2007年9月15日、魚沼ILPの後、おでかけしての叫び)

え~っと、いろいろと滞っていて、身動きとれないのは、重々、承知なのですが、
ホントは、この日程のところは、京都の障害学会、というのが、
年当初のもくろみで(京都に行きたいのか、障害学会に行きたいのか・・・?)、
これは、早々に、断念したものの、それでは、あまりに、自分がかわいそうなので、
つい、楽しげな催しものに、ふらふらと参加してしまったのでした。
(いや、その分、これから、取り返しますから・・・)

福島潟は、広いですねぇ~。
潟舟、「特別に」乗れるのではなく、定期?運行すればいいのに。

2007年9月12日水曜日

続:ヒトの心配、している場合じゃ・・・

ホントは、今日・明日(9/12,13)は、半分(以上)、
息抜きでの東京(多摩)行きだったのだが・・・
もう、キャンセルしようかと思うほどの前後の日程になってしまった。悲しい。
(『超整理法』で言うところの、”居座り用件”に化してしまった・・・)

ま、でも、恩義もあるので、行きますけどね、
自立生活センター・立川の理事会。
(いや、だから、ヒトの団体の心配をしている場合なのか、と…)
ただ、翌日、ちょろっと寄るつもりだった、
JIL(ジル=全国自立生活センター協議会)は、ご容赦願うことに。
そこまで行ったら、ホントは、前の職場でお世話になった(今も、時折、不躾なメールなどでお世話になっている)先生にもお目にかかりたいので、前の職場にも寄るべきなんでしょうが。
そうだ。別企画にも、中途半端にクチをつっこんでいるので、父校(一般的な母校と区別して、大学院の修了校を、勝手にこう呼んでいます)にも、寄れたらいいですけどね。
・・・ま、CIL立川の理事会は、えらく真面目にやっているので、
次以降の機会があるでしょう。
ということで、日頃のご無沙汰している皆様、またまたご無沙汰してしまいますが、失礼いたします。
(と、ここで謝っても、仕方ないのだが)

余談:
Mapionで、「キョリ測」をしてみたら、
直線距離で、東京駅-立川駅が、約32Km弱で、
えぇ~、新潟市-三条くらいの距離なのか!?、と、改めてびっくり。
(三条はたいして遠いという感覚がないが、←なので、時間を読み誤るのですが。
 立川から東京って、結構、遠い、と思っていたので)
ついでに、立川駅-JR八王子駅8.5Km(直線距離)って、
今の通勤距離よりも短いじゃん!(区は違いますが、新潟市内です)
・・・新潟は広い(長い)のです・・・

2007年9月10日月曜日

ヒトの心配、している場合じゃ・・・

あぁ~ん。もう嫌だぁ、福祉有償運送!
・・・とかいいつつ、ま、暗雲の中から光が差し込んでいる状況ではありますが、
にしても、突貫工事にしすぎなので、もう、細々と、いやぁ~ん!です。
(ついに来週になってしまった、学会報告の内輪〆切が差し迫ってなければ、
 ま、どってことないっちゃ、ないのですが・・・そうかな?・・・)

もうねぇ、この件で、得している人って、いないと思うのです。
なんか、不毛。
ま、共通の課題があるからこそ、ご縁が出来た団体さん・人もいるので、
悪いばっかりじゃないけどさ。

でも、それにしても、よその団体さんを構ってる場合じゃなく、
そもそも、ウチとしても、いろいろと諸整理が必要なのに、
ちっとも、そっちに力が注げず、申し訳ないです。

2007年9月7日金曜日

なかなか快適なお仕事日

ともかく、どんどかどんどか、やっつけないといけないことが多すぎるので、
合間合間に、箇条書き的にメモでお送り致します。

■さっさと昨日(9/6)のうちにやっとけば・・・と、
 思えるものも、多々あれど、
 週末には、学会準備を、絶対に、せねばならないため、
 先に、ちょっと休息してしまう。
 おかげで、今日(9/7)は、最近の眠り病?から、少し、脱する。
■昨日(9/6)、やっと、歯医者が終わった。やれやれ。
 (終わったぁ~となる度に、どこかがかけ、だらだら半年も通院する羽目に)
■○×関係で、また、オフレコ情報が・・・な、なにぃ~!?
■月日を記載しようとしても、どうも、「8月」に間違えがち。願望の現われか。
■ホント、ルビふり君は、お利口・働き者だ。
 キミがいない生活なんて、考えられないわ。
■どんどん道路が良くなって、最近、しょっちゅう、迷子になっている。
 (今までどおりに運転しているつもりが、気づいたら、違う風景が・・・)
 それにしても、Googleマップや、Mapion  は、実に便利ですね。
  新しい道も、表示されてますよ(Mapion)。
 →今や、住所がわかれば、たいていのところは、ほぼ正確に把握できます。
  すごいなぁ。
■事務所内の位置、毎年、流浪の民をしており、
 (曜日によって机の移動していた昨年度よりはマシですが)
 今年度のボヤキは、”近くに本棚が欲しい”
 研究室のある生活が、うらやましい。
■とある方からの返信メールに”もう有償移送はよっぱらですが”とあり。
 全く、同感です。(訳:よっぱら=もうたくさん)
■”なお”と打ったつもりが、何故か、”あほ”と表示され、笑ってしまった。
■え~っと、今日は当事者職員の職場介助は、私だったか?
 (曜日が変則になりすぎて、ウチの部門は、何が何やら状態が続いています)
 →違ったので(Fさんが、移動サービス等の計算しつつ、支援もしています)、
  こんなメモ書きができてます。
 →が、しかし。
  お久の依頼が入り等々、Fさん、”頭と体は一つしかありません状態”になり、
  しばし、交替(明日の、魚沼ILP資料づくりの介助・支援)。
■だいたい、この事務所は、変則的なことが、多すぎ。
 (率先して、変則的な動きをしているって話しもありますが)
■某フリーメールアドレス、大事なメール(メーリングリスト、含む)が、
 迷惑メールフォルダーにひっかること、しばしば。ムカツク。
 ま、ホントの迷惑メールがはじかれてはおり、これ、みんな受信していたら、
 もっとムカツクので、いいんですけれども。
■やぁ~っと、福祉有償運送の運転者講習会の認定が下りたとの報が!
 やれやれ、一安心。・・・いや、違う。講習会講師などの詰めが・・・
■金曜日は某映画館が安いので、ねらい目なのですが・・・無理っぽいな・・・
 ウチから近い某映画館は、「○日終了予定」の案内が、ホント当てにならず。
 あぁ~、見逃した・・・のが、まだ無事のようで。レイトもあるし。
 こっちにするかな(今日じゃないよ)。
■今日は早いじゃん!と思ってから、また、ちょこちょこしてしまって
 こんな時間(=18:45)ですが、とりあえず、もう、帰ろっ。
 (でも、やっぱり、早いと思うのは、間違っていると思う・・・)

2007年9月5日水曜日

眠り病?

なんだか、眠くて仕方がない今日この頃。
追い詰められた時の早起きには自信があったのですが。

よくよくカレンダー手帳を見たら、7月後半からこっち(9月末くらいまで)、
長距離移動・宿泊日程が無いのが、今週くらいなので、
眠っている場合ではないのだが。

今頃、韓国に行っている方々も多いでしょうね(DPI世界会議)。

2007年9月1日土曜日

感想「生きる」

【追記 2007.9.10.】
録画したのを、部分的にしかみてませんが。
松本幸四郎版「生きる」、思ったよりも、良かったです。
恐るべし、松本幸四郎。(でも、歌、うますぎ(^^ゞ )
そして、おそるべし、黒澤明。
みた範囲では、変更されたのって、主人公の病名と(胃がん→膵臓がん)
告知の状況くらいじゃないですか。
すごいなぁ。

全体的には、そのうち、ゆっくりと観ようっと(・・・っていつだろう?)

そうそう。
佐藤浩市版「天国と地獄」も、ちらちらとしかみてませんが、良かったですねぇ。
妻夫木くんは、おばかで平凡な青年(好青年ではなく)を演じたら、
天下一品だと思っていましたが(「ウォーターボーイズ」「ジョゼと虎と魚たち」など)
悪役もいけますね。
・・・NODA MAP「キル」、どうしようかな。

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脱線・余談ネタは、書けるうちに、書いちゃおうと思います。
「生きる」のことです。



黒澤明の名作「生きる」は、本当に好きな映画で、
Myベスト3から落ちたことないくらい。
(「生きる」と、ケン・ローチ「大地と自由」は、今のところ、不動なのですが、
 3つ目の席が、その時の気分によって、入れ替わっている、という感じでしょうか)

いつ、観たのか、記憶に定かではないのですが、
(ここ数年は、鑑賞リストがあるので、辿れるのですが)、
たぶん、通院・入院期間の真っ最中で、それもあって、思い入れが強いのでしょう。
最近(といっても、数年前か?)、草なぎ剛の名優振りがいかんなく発揮された、
傑作ドラマ「僕の生きる道」は、
現代版「生きる」だなぁ、と、これまた、すごく印象に残っています。
(アノ、ブランコの名シーンが! TVドラマでは、
 ”偶然、そのようなシーンになった”とのコメントが、たしか、出ていましたが)

で。こんな話しを、何故、お仕事モードのブログでつらつら書いているのか。
「生きる」って、まぁ、なんと、キューブラー・ロスが『死ぬ瞬間』で書いている、
「死の過程の諸段階」に、ぴったりハマっているのでしょう!!、なんです。
これもまた、意図的に、というわけではなく、
黒澤監督が何かのインタビュー記事に述べていたように、
”追い詰められた(だったか、死に直面した、だったか)人間を描きたかった”ために、”偶然”、そうなったのだと思われます。
(でも、私は、有名な「死の過程の諸段階」の、
 具体例の解釈には、ちょっと異論がありますし、
 さらにまた、このプロセスを、「障害の受容プロセス」に応用することは、
 間違っているのでは、と、直観的に思っていますが、詰めて考えていません)

ということで、かつて、授業でも使ったことがあるのですが、
何せ、「生きる」は長くて、前後編に分けねばならず(つまり、2コマ必要)、
さすがに、それはどうかと思って、最近は、封じ手にしています。
(集中講義のような、長丁場では、アリ、かもしれませんが、その機会もないので)



といった、難い話しも、できなくはない「生きる」ですが。
ま、良いものは、それ自体で、良いのです。

しかし。
不安なのが・・・松本幸四郎は、違うと思うんだよなぁ・・・
(「王様のレストラン」「ラ・マンチャの男」など、
 松本幸四郎は、とっても好きな役者さんなんですけどね、念のため。
 「HERO」は、期待してますし。)