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2009年6月19日金曜日

道具は使うモノ

道具は使うモノであって,使われる(あるいは振り回される)モノではない。
便利なモノであればあるほど,使う目的と手段が適切にマッチングしていなければ意味がないし,モノに使われてしまう結果となる。目的を無視して,手段に固執するのは,愚の骨頂である。

また,高度な使用方法が必ずしも”便利”とは限らない。
シンプルな使い方,ハイテクよりローテクの方が,断然,使いやすかったり,便利だったりすることが,しばしばあるのが現実である。

さらに,モノによっては,というか大半のモノは,使いこなすためには,それなりに習熟度(あるいは”慣れ”)が必要なのであり,それを無視して,便利な使い方をせよと言っても,無茶というものである。ようやく歩き始めた子どもに,「スイスイ走れて便利だから」と,三輪車を飛ばして,自転車に乗せようとするようなものである。できるわけがない(中にはすごい運動神経をもった子どもがいて,できちゃう子もいるかもしれないが,それは,ほんの一握りのことであり,一般的な話ではない)。

ITサポートセンターに携わっていた頃も,そんなことを考えていたが,今日は,1限の授業(情報処理)が終わってからも,なんだかずーっと,「エクセル」「ワード」騒動(?)が続いていて(・・・ここ数日),それはそれで業務だから良いのだが,改めて上記のことを,つくづくと,考えた次第。

2009年5月17日日曜日

まち

すこぉ~し,気持ちに余裕ができた(気がする)ので,
仕事・業務とは少し離れた集まりにも,顔を出してみようと思いまして。

前から,思い出した時に,年に数回程度,気楽に参加していた「かたごはん」というのがありまして。「次(5月17日)は50回記念なんですよ」,というご連絡(別件,含む)をいただき。
いやね。職場が同じ北区になったから,ぼちぼち,復活しようと思ってはいたのです。残念ながら,雨で,”野外でお茶”は実現ならずでしたが,雨にくもる福島潟も,なかなか,素敵でした。

勤務校で,全教員が担当する基礎ゼミ(1年前期のクラスルームみたいな入門ゼミ)でも,福島潟お散歩を提案しようかな,とも思っていたのですが,自主性に任せたら,ビーチバレーに決まってしまい。
今年は,ちょっとウロウロしすぎているゼミになっちゃうので,見送りますけど。(GW明けの週は,大学内ゴミ拾いボランティア活動になってしまって。いくらなんでも,お勉強もしないと,ね。)
せっかく区内に素敵な場所=福島潟があるのだから,やっぱり,有力候補の一つとして,挙げようと思ったのでした。(まぁ,大学から近いと思っていたら,そうでもないのが,難点ではあるが。というか,どこからも遠いので,やはり近い方か・・・。)

話は変わって。
「まちなか同志隊」なるものが,スタート。
「中心市街地連続セミナー」は特別講座しか一聴衆としてしか覗きに行っていないし,5月までに3回開催された「まちなか同志隊」は1回しか出ていないので,いまひとつ,つかめていないのですが。
とりあえず,都合がつくときには,顔だしてみようかな,と思っているところです。

・・・そんなこんなをしていると,前々から狙っていたシネ・ウインド(の何か:未定)が入る余地が無くなってしまうなぁ。う~む。。。

――――――――――――――――――――――――――
追記 2009.5.31.
結局,シネ・ウインド方面にも,すこぉ~しだけ,参加させてもらい。
といっても,早々に次回は別件と重なっているのが,残念ですが。意外な人とものすごい久しぶりの再会があったり,相変わらずの「安吾は~,安吾が~」は健在なりと苦笑したり。まぁ,ぼちぼちと,追々。

2008年7月3日木曜日

いかん、いかん

只今、他大学での非常勤講師室にて。
前期は、週2コマ、担当があるのだが、時間割の都合で、水5限と木1限になってしまって、これが、結構、前後の時間をとられてしまうのであった。まぁ、その前の段階では、水か木の3限と5限だったかになっていて、その間の1コマ、いったいどうしろと?と、途方にくれ。だったら、日を別にして欲しいという要望を出したのはこちらなのだが。果たして、どっちが良かったのか、なんとも言えない。
そもそも、講義を持っていると、さも、大学教員のようだが、現に5月からは肩書き的にも、そうだとも言える(が、”特任”という奴なので、はっきり言って、諸々、常勤の教員と同じ待遇でないが、それは、また別の話)。
しかし、本拠地の研究室と、講義を持っている大学は、違う大学なのである(最近、まじめに公共交通を使っているので、移動に1時間強かかり。そして、電車あるいはバスも、20分~30分に1本なんだよね)。
・・・何かが、違う気がするぞ・・・

さて。
自宅のディスクトップPCを新しくした後、パワーポイントをいれていなかった。授業のパワポ、ちょっとだけスライドを変えたくて、”とりあえず”オープンオフィスで、ちょいと、修正してみたら・・・

レイアウトが、崩れているぅ~(T T)
ありゃりゃ、と、じゃあ、元にもどして前(=昨年)のを使うか、と、通常使いのUSBを、大学備品のノートパソコン(接続の相性が悪いことがあるので、大学のを使ってくれと言われ、使っている)では、またもや、認識せず(非常勤講師室のディスクトップPCでは、読み込むので、USBの問題ではなく、PCの問題かと思われる)。

他にも、フリーソフトがあるらしいが。う~ん、試してみるか?、どうか?
・・・で、このbloggerは、いわゆる、トラックバック機能がないということが、今、わかり。
と、ここで、横道にそれ始めると、現実逃避というか、時間の浪費になるので、ま、いっか。

PCは、まさに”パーソナル”コンピューターと、しみじみ思うわけだが。
それにしても、いったい、どれだけの、時間・労力とお金を、PCにつぎ込めばいいんだか。本末転倒、いかん、いかん。

2008年4月16日水曜日

授業始まり

新潟青陵大学の非常勤講師は、今年度も引き続き、お世話になります。
学校暦では、今週から(4/14~)授業開始ということで、私の担当科目は、本日が初日となります。
担当科目は変わったものがあるにせよ、段々、勝手知ったる、になってきている(&昨年度までのモノがある)ことと、少々、まとまった時間をとって1)授業準備ができるため、やっと、落ち着いて準備ができる。やれやれ。

ということで、授業の”中身”については、形にしていないものの、
日程やら、出席簿の準備(履修予定人数の把握)やら、半期2)を通した授業の枠組み・仕込み3)が、今日明日の最優先業務であります。

さて、続きをやらねば。

1) この辺の事情については、書いとくつもりが、書けていませんが、また後ほど。
2) リハビリテーション論(中味は障害学にするつもりですが)は、前期のみなので、これでよいとして。社会福祉技術総論は通年なので、後期もあるのですが、まずは前期のことを。このあたりが、年間見通してできれば理想的ですが、そこまでは、なかなか・・・
3) もちろん、1回づつ、細かいツメは、その前後にするのですが。実習が入って3分の1前後の学生が欠席になる回はいつなのか、とか、全体的な流れ・構成は、やはり、最初にやっておいた方がよい、ということを痛感したので。

2008年1月17日木曜日

ふむふむ、なるほど


”お楽しみ”を「満喫」しつつも(→1月10日)、帰りは、書店によって、商売道具を購入していたのですが、その時買った1冊が、実に面白い。

「はじめに」(序章部分)と、終章の終節、目次、他、本文は拾い読みしただけの段階で、思わず、「福祉理論フォーラム」1)(すみません、公開Webページは無いのです2))で取り上げてほしいとリクエストをしてしまった。だって、ソーシャルワークを専門としている方や、社会福祉の価値・固有性にずっとこだわっている方などの、見解が聞きたいのですもの。

読了もしてないうちに、何故、強力プッシュかというと、
どう考えても相反すると思われるソーシャルワーク理論が、乱立・並列で紹介されている状況が、どうにもこうにもよくわからず、もやもや感を抱えたまま社会福祉援助技術総論を担当しているワタクシですが、そこが、ちょっと(だけ?)解消・・・されそうな気がする、からです。
著者が同世代(これはこれでショックではあるが)というのも、読みやすい点なのかもしれないですね。


で、読了前ではあるのですが、忘れないうちに1点メモ。
やっぱ、見学実習で3分の1が欠席になっちゃう回の映像素材は、「レディバード・レディバード」で決まりだな。
イギリスの児童虐待とソーシャルワークの専門性との関連を述べた箇所で、改めて、「レディバード・レディバード」の背景が、とてもよくわかりました(時期的な照合は、ちと、必要だが)。
今年度は、時間の関係3)で、「ヨコハマメリー」(92分)にしてしまったのだが。悪くはなかった4)と思いたいが、学生さんの反応を見ていると、どうも、こう、表面上は起伏が少ないドキュメンタリーは、ちと、きびしかったかな、と(内容も、濃いっちゃ、濃いが)。
授業の展開上も、やはり「レディ~」の方が適切のように思われる。
・・・前に、山森亮5)さんに、「レディ~」を福祉の授業の最初に見せるという話を聞いて、それはどうかと思ったのだが(やはり、”最初”は、というか、1年生向けの授業では、いくら私でもできませんが)。
さて、どうするかな。

1) 「運営方針」の書類が埋もれてしまった(^^ゞ え~っと、都立大の小林(良二先生)ゼミの延長線上の研究会(と、私は認識している)。私が、研究上、最も畏れている人々が勢ぞろいしている(その割には、昔から・今も態度がでかいワタクシ・・・)。しかし、知的刺激にあふれた、とても楽しい研究会。同時に、その後の懇親会が恒例となっていて、そちらを(も)楽しみにしている人も多いという説もある(でも、たいてい、理論・研究上の話が果てしなく続く、おそろしい懇親会でもある)。
2) 小林ゼミの慣例で、論文等の草稿を検討するということも研究会の内容の一つであるため、発表前・直後の報告内容があり、著作権や研究者としての業績等の観点から、”公開”ページにはしていない(と、理解しています)。けして、門下生?以外ダメという閉鎖性からではない。
3) 「レディ~」は102分のため、昼休みが前後にないと、学生さんにちょっと気の毒。
4) 例えば、感動的なラスト、野暮かもしれませんが、老人福祉・高齢者福祉の歴史を感じます。
5) この方も同年代で、自分と比較してショックを受ける方ですが、ケン・ローチの映画のことを話すことができる数少ない人の一人。

2008年1月16日水曜日

●ついに、連続「いい天気だねぇ~」記録が途絶えた水曜日。

・・・昨日は良い天気だったのですが。
朝から、どうも寒くて静かだと思っていたら、雪でした。が、新潟市は、せいぜい、この程度です。
車を動かすことは可能なので(この程度の雪でもさすがにスノータイヤには変えているので)雪かきはしないのですの図→

←車の屋根の雪は、そのうち落ちるだろうと走り出したけど、そこそこ雪道だとゆっくり走るので落ちなかったの図


●良いこともある。
動きがトロいなぁと思いつつも、”とりあえず”使っている事務所のWin2000マシンですが。
おっと、パワーポイントが入っているではないか。
こりゃ、助かる。→だが、使わず。

ここまで、事務所勤務。

以後、授業の準備。
自分でも、どうも、よくわからんところがあり(ソーシャルワークの歴史、ジェネラリスト・ソーシャルワーク)、あれこれ、追加文献をかじってみたものの、かじってみただけでは、やはりダメで、今年度”も”、結局、そこそこに。す、すみません。
もうちょっとで、それなりに、多少は、自分で納得できそうな感じになりそうな気がするので、来年度”こそは”、もうちょいマシにしよう・・・と、今のところは見切りをつける。

で、これから移動でして、授業です。

2007年8月1日水曜日

前期の講義終了

今日で、前期授業が終了。
私の担当は、
社会福祉援助技術総論(1年対象の講義形式、必修科目なので120人弱)と、
社会政策学(2年選択、だが、3年・4年も参加あり。全くの選択なので、極めて少人数のゼミ形式)、
という、社会福祉・社会政策の学問的?常識からみると、同一教員が担当する科目じゃないと思いますが、諸般の事情により、こうなっちゃっているわけです。しかも、授業形態、間逆だし(専任教員ならともかく・・・)

社会政策学は、師匠らに無謀と言われつつ、スピッカー『社会政策講義』を輪読している。
古き良き時代の名残が存分に残った、少人数教育の国公立社会科学系出身者としては、自分が育ってきたゼミ形式を踏襲しているわけですが、
最近の忙しい私学の福祉系学部の学生さんにとっては・・・どうなんでしょうね?
扱っている本は、読みやすい翻訳で、また、各章が手短なので、
思ったよりも、それなりに、皆さん、レジュメを作ってくるので、ちょっと安心。
逆に、さらっと進みすぎる場合があり、まぁ、その辺は、議論の背景の解説や、
論文の組み立てを考慮しながら文献理解をするよう、コメントするのは、
教員の役目なので(どこまでできているかは、別として)。
新書もいいかな、と、毎回、思わなくもないですが、
こういう機会でもないと、たぶん、この手の文献を読まないので(わが身を振り返ってみても)、学生さんには、ちょっと、背伸びをしてもらうことにして、このテキストは続行かな、と思います。
自分の課題としては、もうちょっと、質問が上手にならないと。
師匠の足元には、まだまだ及びません。

社会福祉援助技術総論は・・・何故、ワタクシメがこの科目を担当しているのか、
師匠や院時代の仲間からは、失笑されているのですが(^^ゞ
いろいろいろいろ、思うところはある(あった)ものの、
こう思うことで、モチベーションを維持することにしています。
主なターゲットとしては、
将来、新潟で活躍するであろう、福祉現場の人達の基礎作りをするのだ・・・と。
福祉の現場に行かないとしても、良き職業人に、皆さん、なって欲しいですし、
福祉の応援団をつくらないといかん、と(”世論”を味方につけないと、ね)。
そう思えば、学生さんの実習やら、就職やら、直接的に責任のない立場も、気楽でよいかな、と。
また、講義で話すことで、結局、自分の身になるよな、と、最近、つくづく、思いますし。

ただ、まだ、準備やら何やらの、自転車操業が続いており、
そんなこんなで、”割が合わない”仕事から脱却していないのが、最大の問題。
昨年後期の後半から、パワーポイントを導入したら、もはや、手放せなくなってしまった。
(一時期、パワポの活用を力説していた師匠に対し、プレゼンはともかく、授業ではどうでしょうかねぇ、と冷ややかな態度をとっていたのに・・・)
配布レジュメは、そこそこ修正しつつなので、まぁ、いいとして、
パワポ作成に、毎週、追われる始末。
え~ん(T_T)、今年は、さすがに、もうちょい、楽できると思ったのにぃ。
ま、こっち(技術総論)も、テキスト、よほどのことない限り固定することにし、
テキスト基本としつつ、順番等、多少、入れ替えつつ、全体の流れも、だいたい定まり、なおかつ、つい、言いたくなる社会政策系の話も、別に話す場ができたので、
(滅茶苦茶な組み合わせが、案外、悪くないのかも)
もうちょいシンプルになるんじゃないですかね、たぶん。
・・・やはり、パワポは、手放せないですね。
「例え話し・脱線話しが、わかりやすい・面白い」という声と、
「例え話し・脱線話しになると、話がどこに行くのか、わからなくなる」という声の両方があるのですが、(その場で、具体例を考えていることも、しばしばある、ことは否定しません (^^ゞ )
今、この話をしているんだよ、と、画面に示しているのは、良いようですね。
・・・こんなに、甘やかして、いいのだろうか、と、思わなくもないですが・・・
だって、学生諸君、私が学生の頃は、例えば、退官直前の某教授は、
1→2→3→4→5
と、話し(講義)が進むところを、
2と3の間あたりで、最近、読んだ本の話しやら、陸軍(だったか海軍)幼年学校の体験談やら、時空を超えていろんな話しが入り、3に進むのかな、と思ったら、5に飛んで、あれれと4にもどって、3は忘れられる・・・といった具合の講義もあったのだよ。

で、予想通り、
試験は難しいっす
という悲鳴が・・・
社会福祉士国家試験の過去問題から、しかも、1部、5択にせず、選択肢をバラして1問づつ○×にしたり、また、(1年であろうと)事例問題も、容赦なく、出題しますからね。へへへ。
・・・という反応があるということは、自分が思っている以上に、どうも、ややこしい話し方をしているらしいということがわかってきたり(と、授業終了後に質問に来た学生に言ってみたら、うなずいていたので、そうなんだな、きっと)、教室後方の集団も、試験だからでしょうが、配布資料などに基づきながら(持ち込み可にしているので)、それなりにお勉強している様子が伺えたり、とりあえず、好意的な声を聞いたり(ま、わざわざ、話しにくるのは苦情はないだろうが・・・)、後期は(も)、ちゃんとやろう、と、思えて、まぁ、良かったかな、と。改良点は細々ありますが。
講義・授業は、(ここに限らず)今までも必要に迫られてやることがありましたが、実は大嫌いな仕事であった私にとっては、かなりの進歩であります。

ただ、準備されていると思い込んでいた試験問題が印刷されておらず、
試験開始が遅れてしまったのは、大失敗でした。私としたことが・・・
(やや直前にメール送信したので、嫌な予感はしていたのですが・・・確認tel入れれば良かった)
・・・いや、ホントは、試験問題は、前週に渡すのが目標なのですが、いまだ、達成したことがなく。
後期こそは、実現するぞ!